♦ 大会要綱

コース

・50cm、80cm、120cm間隔で各20個のパイロンが直線状に3列(1.5m間隔)に並べられたコースを使用します。

・各コースの最初のパイロン位置は下記になります。
  ・50cmコース :スタートラインから12m
  ・80cmコース :スタートラインから9.5m
  ・120cmコース :スタートラインから5.5m

・全てミニパイロンを使用します。

競技内容

・各選手1本ずつ滑走し、審査員が採点します。

・滑走時間は90秒以内とします。パイロンに入った時点からカウントします。
 音楽が始まった後15秒経過した場合も、カウントを開始します。

コース内のどこからスタートしてもかまいません。
 選手がスタート位置に立って挙手があったら音楽を開始します。
 演技終了時は、分かり易い合図(手で×印を作る、手を挙げる、お辞儀をする等)をしてください。
 審査員の判断で滑走終了となります。

・全出場者の競技終了後、得点が高い順に順位を決定します。
 ※フリースタイルスラローム部門は本戦1本のみで評価します。

審査方法

・「構成と印象」、「技術」の2要素で評価します。

・審査員1人あたり「構成と印象」20点、「技術」20点、計40点を持ち点とし採点します。(審査員5人で、合計200点満点)

・3レーンのうち、使用しないレーンがあった場合は減点対象となります。

・パイロンキックした場合、及び不使用のパイロンがあった場合は、全審査員の合計点数から、1個につき「1点」減点します。

・滑走時間が70秒に満たない場合、又は90秒を超えた場合は、全審査員の合計点数から、「40点」減点します。

・全クラスを通し、一貫した審査レベルで評価を行います。
  例)Bクラスの10点とAクラスの10点は同じ評価

・滑走しなかった場合、又は各クラスの第1走開始までに集合しなかった場合は0点とします。

審査基準

【構成】
 全体的な演技構成を評価します。

 ≪評価する要素≫

  ?パイロンへの積極的なアタック
   ・パイロンに積極的に絡んだルーチンであるか。
   ・過度なパイロン外での技やパイロン不通過が無いか。 

  ?技の組み合わせの多彩さ
   ・変化に富んだ独自性の高いコンビネーションを組み込んでいるか。
   ・難易度の高い技に挑戦しているか。
   ・単調な動きの繰り返しや間延びがないか。

  ?技の流れ、合理性
   ・理にかなった流れのあるコンビネーションを組み込んでいるか。
   ・トリックの羅列や盛り上がりに欠けるエンディングになっていないか。
   ・流れを断ち切る様な技を無理に組み合わせていないか。


【印象】
 スケーターの独自性や個性的な動き、観客を沸かせる要素を評価します。

 ≪評価する要素≫

  ・「独創的」な「魅せる」動きや工夫。

  ・観客を沸かせるパフォーマンス。
    ※技術に裏づけされたもの(ルーチンの中に組み込まれているもの)に限り加点するものであり、
     単発的なパフォーマンス(滑走前、滑走後のパフォーマンス)は加点対象にはなりません。


【技術】
 スケーティング技術を評価します。

 ≪評価する要素≫

  ?スピード
   ・全体的なスピード感があるか。
   ・ルーチンや技に見合ったスピードは十分に出ているか。
   ・途中で失速していないか。

  ?安定性
   ・滑る姿勢は安定しているか(上半身、腕のぶれがないか。)
   ・過度な蛇行によるロスが無いか。
   ・ターン、トランジッションはスムーズか。

  ?ミス
   ・パイロンキック
   ・転倒
   ・滑走途中での停止
前
トリックスラローム部門
カテゴリートップ
TOP
次
パートナー・スポンサー